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2014年の終わりが近づいてきました。
皆さん、新年を迎える準備は整いましたか?
毎年年末になると、大掃除に追われるという方も多いのではないかと思います。
私も先週のお休みを使って、大掃除をしたのですが、非常に大変な作業でした。
もっと早いうちから少しずつ、掃除をしていれば・・・!と心から思いましたね。

さて、大掃除をしている中で「とっておきたい要らないもの」が多いことに気付きました。
例えば、子供の時に書いた絵、1年に1回見るか見ないかの卒業文集などです。
また、クリスマスツリーやスノーボードの板、雛飾りなどの「1年で1回しか必要でない大きな物」もたくさんありました。

こういった物に収納の幅をとられてしまい、普段必要な物が収納できない・・・。
その結果部屋が散らかり、掃除が大変になります。

できるだけかさばるものを持たないことが一番ですが、どうしても持たなくてはならない。
そんなときは、貸しコンテナを利用するのも一つの手です。

今回は便利だけれど、あまり知られていない貸しコンテナについて紹介したいと思います。

そもそも貸しコンテナとは??

貸しコンテナは簡単にいうと、「荷物を保管するスペース」のこと。
レンタルコンテナや貸し倉庫、トランクルームと呼ばれることもあります。

コンテナや部屋などを仕切りなどで区切り、スペースを貸出します。
利用者はそのスペースに、日常使用をしない物などを収納するといったものです。
以前は、会社が書類や備品、商品などを保管するため借りるということが多かった貸しコンテナですが、最近では一般の方の利用も増えてきました。

貸しコンテナ利用のメリット

自宅がすっきりと!

部屋が散らかる原因として、収納の不足は第一に挙げられます。
物をしまうスペースがないと、部屋に物が散乱し、その結果散らかってしまうのです。
更に収納がパンパンだと、奥にしまった物の存在を忘れ、同じものを買ってしまったりということも・・・。

それを防ぐためには貸しコンテナが最適!
貸しコンテナに日常使用しないものを預けることで、自宅の収納が広々と使えるようになります。
収納が足りるようになると、収納外に物が散らかることが防げるのと同時に、収納の中がしっかりと見えるため、不必要な買物をすることがなくなります。

引越し・リフォーム時の荷物の一時保管に

「引越しをすることになったけど、退去日と新居の入居日の間が空いてしまった」
「リフォームの期間だけ荷物を保管しておく場所がほしい」

そんな時には貸しコンテナの利用がおすすめ。

賃貸よりも安い料金で借りることが出来ますので、非常に経済的。
さらに短期間から対応できるので、1ヶ月だけの利用なども可能です。

災害時のリスク分散に

2011年の東日本大震災以降、個人での貸しコンテナの利用が増えました。
その理由は自宅に全ての物を保管していくよりも、いくつかの場所に保管しておくと安心だからです。
特に思い出の品や家財道具、防災グッズなどは、貸しコンテナに保管しておくことで、万一自宅が災害で使えなくなってしまった時などにも、対応できます。

貸しコンテナの種類

貸しコンテナは大きく分けると2種類あります。

1.営業倉庫の貸しコンテナ

倉庫業法第二条に基づいた貸しコンテナは、営業倉庫の貸しコンテナと呼ばれるものです。
いわゆる「ものを預けるタイプ」の貸しコンテナです。
この貸しコンテナの特徴は「中にいれた物品が保管保証されるということ」。

荷物がしっかりと管理される安心感がある営業倉庫の貸しコンテナですが、出し入れの時間に制限があり、夜中や突然必要になったものがある場合に、取り出すことができないというデメリットもあります。
また、荷物の出し入れは、基本的に倉庫業者が行うことになっており、利用者が取り出す場合でも、業者担当者の立ち会いが必要です。
そういった面では、「手軽さ」という部分には少し欠けているといえます。

2.不動産業者によるレンタルスペース

営業倉庫ではない、主には不動産業者が提供する貸しコンテナ。
月いくらでこのスペースを借りるという「賃貸契約を結ぶタイプ」です。
営業倉庫は基準に基づいた管理がされていますが、こちらのタイプの貸しコンテナを名乗るための明確な基準は存在しません。
したがって各業者ごとにサービス内容や制限が異なります。
基本的には利用者が自分で物の出し入れを行うことが可能です。
また、24時間利用できるレンタルスペースも多くあります。

非常に便利な反面、管理がずさんな業者も存在します。
更にこのタイプの貸しコンテナは、非常に数が多いため、貸しコンテナ選びが大変です。
そういった問題を解決するために、2003年、国土交通省の提言を受けてレンタル収納スペース推進協議会が設立されました。

そこで一定の基準をクリアした貸しコンテナには、RS推奨マークが付与されることになっています。
こちらのタイプのレンタルスペースを選ぶときには、RS推奨マークの有無も確認することが望ましいです。

RS推奨マーク

レンタル収納スペース推進協議会
http://www.rentalspace.org/rsmark/

貸しコンテナの選び方

大切なものを預けるのには、認定トランクルームがおすすめ!

有料トランクルーム

一般社団法人 日本倉庫協会
http://www.nissokyo.or.jp/navi/search/trunk_point.html

認定トランクルームは国土交通省の認定を受けた優良トランクルームです。
非常に便利な貸しコンテナですが、中には悪質な貸しコンテナを運営する業者もいます。
悪質な業者とのトラブルを防ぐには、認定を受けている貸しコンテナを利用するのがお勧めです。
また、不動産業者による貸しコンテナを利用する際には、RS推奨マークを指標にすると良いでしょう。

セキュリティや保管方法はしっかりと目で確認を!

大切な荷物を預ける貸しコンテナ。
どのような環境で保管されるかは、厳しい目でチェックしておきましょう。
例えば、乾燥した場所で保管しなくてはならないものなのに、湿気対策のない貸しコンテナは不適切です。
また、セキュリティの甘い貸しコンテナでは、盗難や破損の可能性も0ではありません。
インターネットでの情報収集もいいですが、自分の目でしっかり確認した上で、貸しコンテナを借りるのがベストです。

貸しコンテナの料金

料金体系、特に解約時にかかる料金は要確認!

貸しコンテナは基本的に借りるスペースの広さで料金が決まっています。
毎月かかるお金ですから、長期間借りれば、その分出費になります。

一般的に屋外設置タイプの貸しコンテナが比較的安く借りられると言われています。
借りる場所にもよりますが2,000円~7,000円くらいのものが多いです。
逆にビルの一角を区切って貸しコンテナにした、ビルインタイプと呼ばれる貸しコンテナは、料金相場が高くなっています。
これは気温・湿度管理がしっかりしている、セキュリティが厳重など、メリットが多いためです。
都市部でビルインタイプを借りようとすると、月額1万円以上かかってしまうということも珍しくありません。
賃貸住宅と同じで毎月払っても大丈夫な金額(予算)の中で借りるようにしましょう。

また月額を調べるのと同時に、解約時にかかる料金についても調べておきましょう。
中にはクリーニング料金などがかかる場合もあります。
解約時にトラブルが起こることのないよう、不明な部分は明確にした上で契約をしましょう。

まとめ

貸しコンテナは、自宅を快適な空間にするための手段のひとつです。
とても魅力的な貸しコンテナですが、選び方一つで、便利にもトラブルにもなります。
下調べをしっかりした上で、自分に一番合う貸しコンテナを選ぶのが良いかと思います。

  

この記事を書いた人:entropy

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